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速報:ボディ・ミラー、明日19日にHEADと公聴会。アルペンスキーW杯、世界選手権出場はまだ厳しいか。

ボディ・ミラーとスキーメーカーのヘッドが現在裁判中となっていますが、ようやくミラー自身がこの話題について触れたことが海外で話題になっています。

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明日19日月曜日にアメリカ時間でヘッド社とミラーの公聴会が開かれるようですが、この中の話し合いで両者がどのような話を持ち出すのか要注目です。

  ちなみに現在、このミラーとヘッドの問題は平行線を辿っており、どうもミラーとボンバースキー社とも温度差があるようです。要点をまとめると以下のようになります。

ミラーとHEAD SKIの現状まとめ

1.ボンバースキー社は「ヘッドは世界的企業だから裁判はお金もかかるし、そこまでのメリットはないのではない?」とミラーに言っている。つまり、この裁判には否定的な立場なのかも。

2.ミラーはカルフォルニア州の法律に基づき、徹底抗戦のような構え。(←たぶん)カルフォルニア州ではアスリート(契約者)に対し、欠場させたりすること、つまり選手に対し活動を妨げるようなことをしてはならないという法律がある(らしい)ので、これを公使し、ヘッドと戦う立場。

3.ヘッド側は社長自ら「あらゆる手段を使う」と公言。つまり、カルフォルニア州の法律ではなく、契約書の重要だという立場を取っている。また、カルフォルニア州以外でミラーを訴える準備もできているよう。(ミラーは裁判に勝つため、ヘッドが違法となるホームであるカルフォルニア州を選択し、一方のヘッドは勝つためにアウエーのカルフォルニアではなく、勝てる州で勝負する構えのよう)

  こういった状況で、明日12月19日に公聴会が開かれます。

ボディ・ミラー、雪上トレーニングを続けるが、今季のW杯、アルペンスキー世界選手権出場は厳しいかも

という感じになってきています。すでにミラーはボンバースキーを履いてトレーニングしていますが、この問題が長引けばワールドカップはもちろん、本人が以前活躍したスイス・サンモリッツでのアルペンスキー世界選手権2017の出場も厳しくなるかもしれません。

 

なぜミラーはボンバースキーを履いてワールドカップに出場しないのか?

よくよく考えるとここが気になるわけです。要は問題をきちんと法的に清算して、ボンバースキーを使用してワールドカップに出たいのだと思いますが(国際スキー連盟の登録にも関係しているのかも)、なかなかW杯の舞台には出てきません。

 ここで板を急に変えて出場して裁判に負ければ損害賠償額はさらに上がるのを恐れているのかもしれません。

 ミラー自身、引退もそう遠くはない未来に来ることは承知していますから、最後の大舞台である世界選手権、2018年ピョンチャンオリンピックに向けて最後の挑戦をすると同時に、経営側にも着手しているようであるボンバースキーの名前を少しでも広めるため、話題も提供している感じがします。もちろん、ホンネはW杯でアピールすることが1番の理想でしょうが、どちらに傾いてもボンバースキーという名前は広まってきているわけです。

 明日の公聴会でさらに両者の意見が公になりますから、続報も明日以降お伝えできるかと思います。その際はプロスペリティのほうでお伝えしていきます。

photo credit: lwpkommunikacio Eurosport - Bode Miller (Discovery VR) via photopin (license)